COLUMN

2018.12.27

朴玲奈代表理事インタビューvol.1 はじまりは「日本全国の女性に産後ケアを」

毎月 協会コラムを担当させて頂いています
一般社団法人体力メンテナンス協会 名古屋支部長 野上聖子です。

 

2018年も残りわずか
今回のコラムはいつもと切り口を変えて
一般社団法人体力メンテナンス協会の朴玲奈代表理事へ
インタビューさせて頂きました!

 

 

私 野上は玲奈代表理事と2010年の
協会が生まれる前からご一緒させて頂いています。

 

身内のような距離感だからこそ聞くことのできる裏話や
ライブ感と熱量がダイレクトにお届けできるよう
敢えて玲奈代表理事の言葉をそのまま書き起こさせて頂きました。

 

全3回に渡って熱い体温をそのままお届け致します。
(2018.12.25 スタジオレイナパークにて)

 

プロフィール

一般社団法人体力メンテナンス協会 代表理事 / studio REINA PARK代表
REINA / 朴 玲奈


1975年生まれ。2001年、2003年に出産。
二度の15キロオーバー、産後の身体の産後の体調不良や不安な気持ちから軽い鬱状態となり、
ヨガ、バランスボール、解剖学、マインドケアなど、あらゆるケア法を学ぶなか、
生きる力の源となる「真の体力」に気づく。

一般社団法人体力メンテナンス協会
http://www.pca-tairyoku.or.jp
スタジオレイナパーク
http://reina-park.com

詳細プロフィールはこちら>>
http://reina-park.com/staff/

 

ー 初めてコラムを読む方ににも伝わるよう
活動を始めたきっかけと協会にしようと思ったきっかけを聞かせてください。

 

はじめたきっかけは 長男長女の産後

体がモヤモヤしたりとにかくイライラして
素敵な人に素直に「いいね!」と言える感情じゃなく
いじわるな思考になったり どうせ私はボロボロ・・・のような

 

すごく子供はかわいいんだけど気持ちがソワソワなんとなく焦り続け
私のいい人生が終わっちゃったんじゃないかっていうことを感じていたのね。

 

そのことをきっかけに勉強をしてみたら
どうやら産後っていうのはメンタル的な不調 体的な不調
どちらも起こることなんだとわかったの。

 

でも、見渡す限りそれをケアしているところがない。
しかも赤ちゃん連れで出かけられる場所もない。

 

子どもを産んだら社会的に女の人が活動しづらくなるなんて知らなかったし
子どもを生むっていうことが女性の人生のゴールみたいな感じで思ってたけど
「いや。むしろそこからスタートでしょ!」ということで
私自身を救いたかったために始めたのがはじまり。

 

ー なるほど。そこからまず何をはじめたんですか?

 

社会に戻りたくてブライダルプランナーの資格を取得したけれど
土日働く仕事だったんだよね。笑

 

子どもが大きくなって学校ににあがっても
土日って子どもいるじゃん!ってことに気づいたんだけど

 

私は子どもを産んだことをメリットにできないと
この気持ちが晴らせないと思った。

 

 

ー 子供を産んだことをメリットに変えようという発想できる人って多くないですよね?

 

負けず嫌いだからね。笑
ただで転ばない性格だから

 

ということがあって
産後のクラスを自分でメソッドを作って始めたんだけど
産後っていうのは思っているよりもみんなしんどかったんだ。っていうのを
やりながら後から知ったっていう感じ。

 

そこから、これは社会的に必要な仕事だとわかって
国をあげてっていうか 母子手帳に産後ケアを入れたいと思ってた頃

 

ラッキーなことにルルレモンのアンバサダーや
大きいスタジオで働かせてもらっててインタビューされることも多かったの
その時「日本全国の女性に産後ケアを」ってカッコつけて言ってたのね。

じゃあ私 1人でどんだけできるんだろうって思った時に
私1人でどんだけ働いたところで
絶対に日本全国 世界中になんて届けられないってことに気づいて

 

そんなの私が頑張ろうが一部の人間のものになっちゃうから
だったらインストラクター育成しよう!
育成するなら責任とらないといけないっていうので協会を立ち上げようと思った。

 

1人でしてたことがいろんな人と団体で動けるっていう風になった時に
信用とか戴く仕事だったりとか自治体や保健所 国や企業とか
そういう仕事もしやすくなったじゃない?

 

だから協会を作ったっていうのもあるし
インストラクターの仕事って女の人にとって時間を選べるし
どっちかの選択肢じゃなくて
女の人の人生として自分主導ですごく選べれる。

 

働きたいだけ働けるし 稼ぎたい人は稼げるし 子どもといたければいれるし
それをやるだけの体力すら作れるし 自分の見た目とかだって・・・

 

社会的に活動してるってことは
女の人のどこかにある社会に出る罪悪感とかすら凌駕できるじゃない?
女の人にはぴったりな仕事だと思うのね。

 

だからその仕事を作りたいと思った時に
受け皿がしっかりしていないといけないからっということから協会を立ち上げたんだけど
今 やっぱり立ち上げてよかったなって思ってます。

 

今年ちょうど6年で資格発行数も800に届くくらいじゃない?
私 2000くらいからやっとシェアができてとれてくるんじゃないかな?って思ってるんだけどね。

 

ー なるほど。年が替わろうとする節目に改めてフレッシュな気持ちになりました。
もうすぐ2018年も終わりますが、今年 印象に残っていることはありますか?

 

個人的には出産が印象に残ってるかな。

あとは、協会の動きとしては支部制度を取り入れたことによって
私が一人でエンジンかけてみんなついてこい!ってやってたことが
勝手にエンジンかかって勝手に進んでるような
自走してる感じが今年はあったように思います。

 

だから次はどこにみんなのナビをセットしようかなーっていうのが
代表理事の役割かな。

 

 

 


 

代表理事インタビュー vol.2は2019年1月中旬に更新致します。

 

2018年 協会コラムをお読みくださりありがとうございました!
引き続き2019年も皆様のお力になれる体力メンテナンス情報をお届けして参ります。

 

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