マタニティ&産後ライフを快適に過ごすコツ「妊娠期編」

赤ちゃんが授かったのがわかった瞬間から
少しずつ大きくなるお腹を愛おしく思うマタニティ期

見た目の変化だけではなく
子宮が大きくなりホルモンの分泌量が大きく変動するなど

妊娠期はママ自身が感じている以上に
体内でも大きな変化が起きています。

そんな体内の変化を受け止めるだけではなく
出産〜産後まで見据え
快適にマタニティ&産後ライフを送るコツを
妊娠期編と産後編の２回に分けてお届けいたします！

出産に向けたマタニティライフを楽しむためにまずはコレ！

赤ちゃんが生まれる前にやっておきたいこと行っておきたい場所など
たくさん行動するためには体力が必須。

それだけではなく
出産にも産後にも体力は必須です。

妊娠期は赤ちゃんや体を大切に思うばかり
ジーーッと大人しく過ごしてしまいがちですが
出産にもエネルギーは必要です。
体力不足のまま出産を迎えると出産時間が長くなってしまう場合もあります。

それだけではありません。
出産はゴールではありません。
むしろ育児のスタート！

産後頻回の授乳やおむつ替えなど
慣れない赤ちゃんとの生活を送るためにも体力は欠かせず
体力不足の場合外出したり育児を楽しむ気力も足りず
パートナーとのコミュニケーションさえ億劫になってしまうこともあります。

効率の良い体力作りを行うためには
少し息が弾む程度の程よい有酸素運動がおすすめです。

自然を眺めながらのウォーキングなども
心のリフレッシュもできて一石二鳥ですね！

必ずお腹のハリなど体調を確認しながら
無理せず心地よい程度に体を動かし体力作りを行いましょう。

一般社団法人体力メンテナンス協会の講師が開講する
マタニティエクササイズもおすすめです！

出産に向けての体力作りだけではなく
妊娠期に起こりやすい不調の予防や緩和
そして産後の体再構築にも目を向けたレッスンを全国各地で開講しています。

※必ず医師による運動許可を確認してから行いましょう。

次におすすめのコツはこちら！

妊娠期は大きくなったお腹の重みにより
骨盤が前傾に倒れた姿勢をとってしまいがちな時期です。

お腹の重さに身を委ね骨盤前傾姿勢を続けていると
背中〜腰にかけて背部の筋肉に負担がかかりすぎてしまい
腰痛に悩まされる方も多くいらっしゃいます。

妊娠期の腰痛予防のためにも「骨盤の角度」と「腹筋」を意識しましょう！

骨盤の角度は床に対して垂直に立てます。
座骨を床に向けるよう意識してみましょう！

腹筋と背筋がバランス良く働き
腰回りにかかる負担を軽減することができます。

またお腹に力を入れると赤ちゃんが苦しいのでは？と心配してしまいがちですが、
腹筋に力を入れても赤ちゃんは苦しくありません。

おへそを背骨の方へ引き寄せ
赤ちゃんを腹筋の力で抱き寄せるようにしてあげましょう。

こうして日常的に腹筋を使うことにより
出産時に必要な筋力を養うだけではなく
産後のぽっこりお腹対策にも役立ちます。

今回ラストのコツはこちら！

子宮が大きくなるにつれて肺が圧迫されたり横隔膜も動きが狭まり
呼吸が浅くなってしまいがちな妊娠期

心拍数が増えるため、心臓への負担も大きくなり
動機を感じることもあります。

また大きくなる子宮を受け止め出産に備えるため
骨と骨をベルトのようにつなぐ靭帯を緩めるホルモンリラキシンの影響により
普段と異なる筋肉に緊張や負荷が知らず知らずにかかってしまうものです。

意識的に呼吸を深く行いお腹の中の赤ちゃんへ新鮮な空気を届け
リラックスできるカラダ作りを行いましょう。

心を落ち着けいつもより丁寧に３〜４倍くらいの時間をかけて
呼吸に集中する時間をとる。

また、呼吸の動きに伴い伸縮する肋骨間の呼吸筋をストレッチになるよう
手を上へ伸ばしそのまま横に体を倒す体側を伸ばすストレッチもおすすめです。

深い呼吸でのリラックスは自律神経の切り替えをスムーズにするだけではなく
出産時にも役立ちます。

人生でわずかしかないマタニティライフ。
貴重な時間をぜひ快適に楽しめるよう
今日の記事を参考にしてみてくださいね。

一般社団法人体力メンテナンス協会では産後指導士が全国各地で講座開講中です。
ぜひお近くの産後指導士のクラスへ足を運んでみてください！

妊娠中にオススメのクラスはこちら
・産後学（座学）
・マタニティエクササイズ

みなさんのマタニティライフがより豊かな時間になりますように！