COLUMN

2020.10.16

スポーツの秋にバランスボール!座って、弾むだけで得られる5つの効果。

【スポーツの秋】うれしい効果がたくさん_1

 

あなたの家にバランスボールはありますか?もしかすると、買ってみたものの使い方がわからず、部屋の隅でオブジェになっているという人がいるのかもしれません。

 

バランスボールは、もともとリハビリのツールとして生まれた運動器具であり、私たちの身体機能の向上はもちろん、健康や美容にも役立つ素晴らしいものです。しかも、運動が苦手な方であっても、椅子の代わりに正しく座るだけで、私たちの体調や体型に素晴らしい効果を与えてくれます。今日はそんなバランスボールの効果を改めて見つめていきたいと思います。

 

バランスボールで得られる5つの効果

 

1.インナーマッスルを鍛え、姿勢を美しく整え、太りにくい身体になる!

 

不安定なバランスボールから滑り落ちないように座るためには、骨盤をしっかりと垂直に立て、お腹と背中に力を入れる必要があります。この体とって理想的な姿勢を意識するだけで、自然とスッと背筋が伸び、インナーマッスルを鍛えていくことができます。その結果、美しい姿勢が定着し、基礎代謝があがり、脂肪を燃焼しやすい太りにくい身体をも手に入れることができます。

 

2.身体の歪みを整える!

 

日常生活では、身体の使い方や生活行動の癖によって、知らず知らずに偏った身体の使い方をしてしまいがちです。しかし、バランスボールの上に座り、転ばないようにバランスを取ろうとすると、おのずと左右均等に筋肉を使わざるを得なくなります。その結果、体全体の筋肉をバランスよく使うことが可能となり、身体のゆがみを整えていく効果が生まれます。

 

3.ポッコリお腹を解消できる!

 

バランスボールに座っている時は、常に腹筋に力が入っている状態となるため、座っているだけで軽い腹筋運動をしているのと同じ効果が得られます。その結果、ポッコリお腹を平らにしてくれる効果が期待できます。

 

4.肩こりや腰痛を予防・解消できる!

 

身体にとって理想的な姿勢は、苦痛や不調が生じない姿勢です。普段椅子に座っている時にありがちな姿勢として、骨盤が後ろに倒れ、背中が丸まって肩が前に出た「猫背」の姿勢がありますが、この猫背の姿勢のままでいると、背中まわりの血流が滞り、疲労物質が蓄積し、肩こりの原因となります。また、下腹部の力が抜けて骨盤が前に倒れた「反り腰」の姿勢も腰に大きな負担がかかり、腰痛の原因となります。

 

こうした猫背や反り腰を改善すべく、椅子代わりにバランスボールに座り続けていくと、腹筋と背筋をバランスよく使うことで、インナーマッスルを強化していくことが可能となります。その結果、姿勢が整い、肩こりや腰痛の予防・解消に繋がっていきます。

 

5.脳が活性化する!

 

バランスボールに座っている時は、身体のグラつきを立て直そうと、バランス感覚を司る小脳が必死に働き、脳全体により多くの酸素と栄養が送り込まれています。その結果、脳内の血流が良好となり、脳細胞に十分な酸素が行き渡るため、脳が活性化し、脳疲労の解消にもなると言われています。

 

さいごに

 

今回はバランスボールで得られる5つの効果を紹介しました。毎日椅子代わりに座るだけで、隙間時間に少しポンポンと弾むだけで、その日々の習慣の積み重ねが、あなたの体をより健やかに、より美しく変化していく原動力になっていきます。

 

冒頭でも触れましたが、バランスボールはリハビリの道具として生まれたものですので、激しい運動が苦手な方や、お子様から高齢者の皆様まで、あらゆる世代の方が安全に運動していくことができます。

 

また、赤ちゃんの寝かしつけにも利用することができますので、赤ちゃんと一緒に運動したい産後ママは、ぜひこちらの以下のサイトを参考にしてみてください。

 

バランスボールエクササイズを赤ちゃんと楽しもう!

 

秋も深まり、運動しやすい季節となってきました。家にバランスボールがある方は、ぜひバランスボールに座り、その効果を実感してみて下さい。また、バランスボールでもっと運動量を高めていきたい方は、弊協会認定のインストラクターが各地でレッスンを開催しております。お気軽にレッスンに参加し、弾むことで得られる心身の変化や心地よさを味わってみてください。