COLUMN

2020.08.14

どんな時でも、どんな環境でも、「幸せ」に生きる秘訣は「運動習慣」

 

「イライラする」「疲れがとれない」「悶々とする」「眠れない」「意欲が出ない」

こうした症状になっていませんか。

 

新型コロナウイルス感染症に関する連日の報道。感染者数の増加とともに、先が見えないこれからに、生活の不安や心配が高まっているかもしれません。誰もがストレスを感じている。こうした状況下で、自身の心と体の健康を保ち、前向きに日々を過ごしていくことは、いま、一人ひとりに求められている大事なスキルになっていると感じます。

 

鬱々とした毎日が続きそうな時こそ、体を動かしてみる

 

「体を動かすことは、不安を消し去り、喜びと希望を与えてくれる。運動の効果は、健康増進やダイエットにとどまらない。人生を充実させるすべてが、体を動かすことによって手に入る。困難な状況下にあるからこそ、メンタルヘルスの維持のためにも、出来る範囲で体を動かすことが大切。」こう伝えているのは、「スタンフォード式 人生を変える運動の科学」の著者である心理学者のマリー・マクゴニガル。

 

新型コロナウイルスの感染拡大によって生活の変容を求められて以来、「コロナ鬱」という言葉が生まれ、「心の健康度が低下している人」がいる一方で、逆に「ピンチをチャンスに変えている人」がいるということも、決して見逃すことのできない事実です。

 

その鍵を握っているもの。それが「体を動かす」という運動習慣。「テレワークになり、定期的に家の中で運動ができるようになり、体重が減り、体が軽くなると、心も軽くなり、毎日が楽しくなった」と語る人がいることは興味深いことでもあります。

 

かねてより、「運動と健康」「運動と幸福」の関連は明らかにされてきましたが、外出自粛によって、活動量が減り、運動不足の現状に直面している今、あらためて「体を動かすこと」が「心身の健康」や「日々の活力」に寄与していたということを、「自分の体」を通して再確認している人もいるのではないでしょうか。

 

動くことは生きること!あなたの中にある「本来の仕組み」を発動させよう!

 

先に紹介した書籍によれば、毎日の平均歩数が5649歩を切ると不安や落ち込みなどの症状が現れ、人生の満足度が低下してしまうそうです。テレワークの浸透によって、「一日の平均歩数が3000歩以下になった人が3割」という報告もありますが、こうした歩行自体の減少が人々の心の健康や幸福度を下げていくリスクもあります。

 

そもそも私たちが体を動かす目的は、「病気を防ぐことではない」と指摘するのは哲学者のダグ・アンダーソン。私たちが体を動かすことは、「生きることそのもの」であり、私たちが積極的に動き出すと、あらゆる生理機能によって、人が生きるために必要なエネルギーを生み出し、筋肉は希望をもたらし、脳は喜びをもたらしていきます。

 

さあ!ピンチをチャンスに変える「運動習慣」をつくっていきませんか?

 

体力メンテナンス協会では、家の中でも簡便にできる「バランスボールを用いた有酸素運動」を推奨しています。話ができるくらいのニコニコペースで体を動かすことができるバランスボールエクササイズ。これは、動作運動量も適切であることから、程よく息を弾ませ、酸化を最小限に抑えながら、生きるために必要なエネルギー物質ATPを効率よく作りだしていくことができます。

 

冒頭の「イライラする」「疲れがとれない」などの症状。実はこうした背景のひとつに「体力不足」が関与しているかもしれないこと、ご存知でしょうか。生きるために必要なエネルギー物質ATPは、体を動かして、新鮮な酸素を体内へ届けることによって作られます。私たちの心と体は繋がっています。だからこそ、体を動かすことをやめてしまうと、体内でエネルギー物質が十分に生産されなくなり、心の活力さえも奪われてしまうのです。

 

しかし、いまこの瞬間から体を動かしてみてください。そうすれば自然と体の内側からエネルギーが作られ、自律神経が整い、心と体のバランスを保っていく恒常性が起動し、心地よく体と心が動き出していきます。私たちの体には誰にもこうした仕組みがあるのです。

 

当協会では、「体を動かす」ことを通して、生きるために必要な「真の体力」をケアし、安定した精神を養っていくことを「体力メンテナンス」と言っております。この「体力メンテナンス」のメソッドとともに、力まず、軽やかに運動習慣を築いていけば、どんな時でも、どんな環境でも、漲るエネルギーとともに、本来の「自分らしさ」を輝かせていくことが可能になっていくはずです。

 

はすむ身体 はずむ心で はじまる私

 

体力メンテナンス協会では、「真の体力」をつけることで「あたらしい私」に出会える機会をつくります。

 

身体をはずませる有酸素運動は、自律神経とホルモンバランスを整えます。脳も活性化し免疫力は高まり、ストレスから解放され、心がはずみます。

 

「真の体力」とは、細胞がいききしている状態で生命活動を拡張しようとする湧き上がるエネルギー。

 

私をあきらめない。あなたの中にある「あたらしい私」を応援します。