COLUMN
2023.04.17
2021-22支部役員対談 岐阜西支部 編
体力メンテナンス協会では、地域毎の支部制により体力メンテナンスをチームでもお伝えしていま す。
2021年5月 10期がスタートした弊協会。協会員数 増加に伴い、全13支部の新しい支部体制がス タートしました。
10期〜11期 新たに各支部を統括する支部役員のみなさんの素顔から熱い想いまで、様々な角度から お話伺わせて頂きました。
各地域で活動する講師陣や体力メンテナンスを身近に感じ触れて頂けるよう 等身大の支部役員対談をお届け致します!
今回の支部役員トークは・・「 岐阜西支部 」
支部⻑ 竹中 まり子 活動歴 4年 主宰 |
副支部⻑ さゆ(東さゆみ) 活動歴 4年 キラキラバランスボール 主宰 |
幹事 まちゃこ 活動歴 2年 mirai park 主宰 |
◯ 支部&支部役員のご紹介
ー 岐阜⻄支部はどんな支部ですか?
まりこ:岐阜⻄支部は岐阜市と大垣・滋賀の手前にある⻄濃側の岐阜県。
南は愛知県に割と近く、岐阜市を中心とした天気予報の「美濃地方」がだいたい支部エリアです。
岐阜東支部より都会ですね。 笑
支部員は50名程です。
ー 天気予報の美濃地方、わかりやすいですね!続いて役員のみなさまの自己紹介もお願いします。
まりこ:支部⻑の竹中まり子です。
岐阜市・各務原市・犬山市にて、産後トータルケアクラスや単発レッスン、
病院や市町村での講師として活動しています。
仕事がすごく好きだったので看護師として夜勤もしながら勤め、2人目の産後も非常勤で復帰していました。めまいなど体調不良を感じつつ、子育てしながらひたすら働き、3人目の産後に産後ケアと出会いました。
正直ダイエット目的で飛び込んだクラスでしたが、強く感じたのは「心の変化」。
夕方になると毎日怒鳴り散らしていたのが、クラスを受けた日は心に余裕が持てる自分の変
化に驚きました!
体力があると、心に余裕をもって過ごせるんですよね。
その後退職したタイミングで、バランスボー ルの楽しさと先生の眩しさが忘れられず養成講座に飛び込みました。
養成講座受講中は、体力指導士試験で不合格になったり、うまくできない自分が嫌でやめたくなった り… 身体と心の満たされない部分に気がつき衝撃を受けたりしながら、大切なことに深く向き合えた時間でした。
ジェットコースターに乗るかのごとく資格取得し続けていきましたが、今となっては 流れに乗って本当によかったと思います。
子育てしながら仕事ができればよかった私が、体力メンテ ナンスと出会って人生が変わりました。
さゆ:副支部⻑ 東さゆみです。愛知県春日井市出身で、現在 岐阜市・瑞穂市・笠松町、愛知県一宮市でもレッスンをしています。
「全てのママが当たり前に産後ケアを受けられるように」 という思いで自治体にも働きかけ、今年から笠松町の産後ケア事業に携われるようになりました!
1人目の産後に体調崩し、2人目の産後は心療内科に通い 毎日10種類くらい安定剤を飲んでいました。そんな育児 も思うようにできずイライラしていた頃、産後ケアに出会いました。
体調に不安を感じながらの参加でしたが、体力がつき自信がついてきた頃、インストラクターの道が 頭に浮かび今に至ります。
当時は離婚を考えるほど夫婦仲もうまくいかず、主人の枕を踏んづけたりしてイライラ解消してましたが、今はすごく仲良くなれました!
サバサバしてるように見られがちですが、実は手を繋いだりハグしたりベタベタしてるんです。笑
まちゃこ:幹事 村瀬麻紗子です!
主に岐阜県瑞穂市・大垣市・岐阜市・オンラインで、産後女性・ 親子・キッズ向けレッスン・産後トータルケアクラスのほか、各種養成講座も開講しています。
子ども館や自治体での展開など、元気で笑顔になれる「ここに 来たら元気になれる!」そんな場所づくりを目指して活動しています!
私は元々 中学で体育の先生をしていましたが、産後に非常勤で勤めていた頃に産後トータルケアクラスと出会い、資格取得へ。
今や「スーパーポジティブ元気かーちゃん!!」なんと38歳にして、 国体の水球競技の岐阜県代表(しかもキャプテン)にも選ばれました!
水球ってめちゃめちゃハードにも関わらず、家事も子育ても全部!
体力がついたお陰で全部すこぶる 元気にできるんです。
こんな私になれるとは思ってもみませんでした! 今をめいいっぱい「楽しんでる!」と感じられる私になれたのは、紛れもなく体力メンテナンスのお陰です。
「ママになっても、自分のやりたいこと 好きなことできることを思いっきり楽しんでいい。体力がついたらなりたい自分になれる!」
ということを、悩んでいたり苦しんでいるママに伝えたい想いで活動しています。
ー パワフルなイメージが伝わる先生方ですが、イライラすることや苦手な家事などありますか? オススメの気分転換や対処方法など教えてください!
さゆみ:私は、イライラする前に本を読んだり音楽を聞いたりします。
子どものちょっとしたことが目につくようになると「余裕がなくなってきてるな」と感じて、
「しばらくママの順番だからね!」 と、私の好きな音楽を子どものリクエストより優先して本気で歌って楽しんだりします。
子ども達は そんな私の一面を「ママって明るいよね〜」って言ってます。
あと読書して自分の世界に入る感じも好きなので、本を図書館で借りてきて読むのも好きですね!
まりこ:私も音楽聞きます!ご飯作りたくない気分の時や夕方何もしたくなくなる時、音楽かけて歌いながらご飯作ったり家事すると、割とノリノリになっちゃいます!
音楽があるのと無いのでは、全然違いますね。
まちゃこ:私は苦手な家事は、上手な旦那さんに委ねることにしています。
片付けが苦手で、よく 「使ったものは片付ける」って言われちゃうんです。
ー 体力メンテナンスと出会って変わったことはありますか?
まり子:体力メンテナンスに出会うまで「なりたい私になる!!」
なんて、考えたことなかったんです。
体力メンテナンスを学び、伝える立場になった今、1日1日を大切に楽しく過ごせるようになりました!
私自身の実体験からも「なんにもやりたくなーい!」なんて時は、
バランスボールにのって弾むこと をオススメしたいですね。
動きたい自分にきっと出会えます!
さゆ:私が体力メンテナンスと出会って変わったことは、ずばり「身体と心」です。
身体と心が不調で薬を飲んでいた頃は、外に出るのも不安でした。
「私はこのまま一生 旅行に行くことも、仕事をすることも無理だろう」と思っていたくらい。
それが今は、仕事として体力メンテナンスの大切さをお伝えする立場になっているなんて、
あの頃の私を思うと夢のようです!
身体が軽くなったらフットワークも軽くなり
「やりたい!」→「でも私には無理」
という気持ちだったのが、
「やりたい!」→「やってみよう!」
という気持ちになれ る事が増えました!
お陰で私の人生を随分豊かにしてくれていると思います。
その他にも、時間を有効活用できたり「余裕」が持てるようになりました。
余裕を持ててる自分に気づく度「身体と心が整えられているなぁ」と実感します。
心に余裕が持てると、イライラすることも減って、ものごとを様々な角度から見られるようになりました。
自分もhappy!周りもhappy!で、いい事しかありません!
今や「体力メンテナンス」は私の人生に なくてはならないものです。
今後もずっと続けていくと思います。
まちゃこ:教師として水球の指導をしていた頃、拡声器片手に「ごらぁ!」って熱い指導をしたり、 身体を動かすのが大好きだったにも関わらず、
過食 蕁麻疹 便秘 冷え性 ひどい生理痛…と、
20代とは思えないほど不調まみれ。
不妊治療を経て子どもを2人授かりましたが、イライラしたり、不機嫌 で自信も無く。
子どもを怒りながら、自分のことも怒り責めてるように感じて、なんでこんなに怒っちゃうんだろうって自分の不調にも気づけず葛藤していました。
それが今やブランクがあるにも関わらず、交代なしで2試合動けちゃったり筋肉痛も感じずにいられています。
「先生 昔と全然違うね」なんて言われつつ、
年を重ねてもこうして水球を純粋に楽しめるのは、
バランスボールで「体力メンテナンス」してるからできるんだろうな。って感じています。
◯ 岐阜⻄支部のこれから
ー 最後に今後のビジョンを聞かせてください!
まりこ:みんなが活動を続けられる支部になるといいなと思います。
すごく現実的な話ですが、個人活動なので落ち込んだりすることも時にはあると思うんです。
でもお互いにライバルだけど、良いところを認め合って⻑く続けられるのが1番良いなと思います。
また医療従事者として心身ボロボロで働いてた頃、ギスギスしたりぶつかったりお互いに心の余裕が無い場面が多かったと感じています。
働きやすくなることで病院が良くなっていくように、医療 従事者に対しての福利厚生もアプローチしていきたいと思っています。
さゆ:資格取得して協会に入った以上、個々で高めあっていけるような支部でありたいなと思います。
新しく入会された方も多い支部なので、わからないことをフォローし合い高め合いたいですね。
以前は「全てのママが産後ケアを公費で受けられること」が野望でしたが、既に叶いはじめているの で、次のステージとして「いい年の重ね方をこれからもずっとしていきたい」と思っています。
振り返るとインストラクターになる前の方が、今より表情が暗く肌も体型も老けていました。
体調が改善したのも、今夫婦で仲良くいられるのも、体力メンテナンスのお陰。
お婆ちゃんになってもずっとインストラクターを続けていたいです。
でも。子ども達がインストラクターになれる頃になってもインストラクターを続けてる人、私だけで なくきっとたくさんいるんじゃないかな?なんて思ってます!
まちゃこ:子どもやこれから社会を担っていく若者にも、
体力メンテナンスを伝えて「未来はいつだって、体力があれば自分で切り拓ける!」
という思いを伝えていきたいと思っています。
未来は楽しい!大人って面白い!そんな希望いっぱいの社会に!
また、保健体育の先生だった頃から、保健の授業で伝えていることが本当に子ども達の糧になっているのか疑問を感じていました。
自分の身体の整え方さえも知らない状態で大人になり、いざ妊娠出産産後を迎えた時。
今の私達より一層子ども達が困る時代が来るのでは…と気にかかります。
子ども達にもバランスボール弾んで体力をつけたり、運動不足解消してもらうため、親子レッスンや キッズレッスンも展開していきたいと思っています。
そこに繋がる野望として、いち早く子どもへ浸透させるには、やはり先生の存在が大きいと思います。
勤めていた頃、先生自身が体調を崩してお休みされる実情が身近にあり残念な気持ちを幾度も感じました。せっかく志を持って先生になった人たちだからこそ、先生達にも身体と心の整え方を知って頂き、そこから子どもへ伝わっていくルートも考えています。
現役の先生方はもちろん、これから 先生を目指していく学生さんや親になっていく若者達へ。
そこから子どもにも伝わっていく流れを作 れるよう活動していきたいと考えています。
ー 本日はありがとうございました。
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