COLUMN

2018.09.21

今日からできる!生活習慣病予防

あなたはこの先どんな人生を送りたいですか?
何才まで今と変わらない健やかなカラダとココロで過したいでしょうか?

何かしらの疾病を抱えて過ごす日々は
入院や投薬治療が必要になったり
身体機能に支障が起きたことにより生活が不自由になるなど
制限あるものになりかねません。

 

誰しも今と同じようにいつまでも、将来を過ごせる保証なんてありません。

 

もしご自身のカラダにトラブルが起きるとしたら
5年後に発症するのと10年後に発症するとではどちらがいいでしょうか?

60才から治療し続けなければならない人生と
80才まで医者いらずで暮らしていく人生 どちらがいいでしょうか?

 

今日からほんの少しの意識と工夫で
健やかに暮らせる時間が伸ばせるとしたら・・・

現在の選択は未来を変えることができます。

 

実践しない手はないですよね!

さぁ!今 この瞬間から
生活習慣病予防 始めましょう!

 

 

そもそも生活習慣病とは

厚生労働省の定義によると、
「生活習慣病」は「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が、
その発症・進行に関与する疾患群」を生活習慣病と言います。

糖尿病、肥満症、高脂血症、高血圧症、大腸がん、歯周病などがあり、
これらが進行すると、心筋梗塞や脳卒中などの循環器疾患に発展するリスクが高まります。

そのなかでも脂質異常症、高血圧症、糖尿病、肥満は「死の四重奏」とも呼ばれ、
単独でも恐ろしい病気ですが、この4つが揃うと心筋梗塞などの心臓病で亡くなるリスクが
明らかに高くなると言われています。

 

生活習慣病の進行

こちらは、厚生労働省による健康な生活習慣から要介護状態になるまでの段階を五つのレベルで表したものです。

「健康的な生活習慣」を送っていれば生活習慣病にかかる可能性は低いが
「運動不足」「不適切な食習慣」「喫煙」などの「不健康な生活習慣」(レベル1)を送っていると
図の川の流れに乗るようになります。

 

(レベル2)メタボリックシンドローム予備軍(内蔵脂肪症候群)になると、
一つ滝を下り、生活習慣病を発症する段階(レベル3)にまで流されてしまいます。
まだここのレベル3までは生活習慣の改善により戻れる可能性はあります。

問題はここからです・・・
そして下流に行くにしたがい状態はより悪くなり(レベル4)
最後は大きな滝を下って要介護状態や死を迎え、
元に戻ることのできない段階に至ってしまいます。(レベル5)

 

このように生活習慣病は、
発症していまうと川を下るように進行してしまうことが多いため、
この川の流れに乗る前の「予防」がとても重要なのです。

 

生活習慣病予防に繋がる重要なキーワード

それでは生活習慣病予防は何をどうしたらいいのでしょうか?

生活習慣病予防に繋がる重要なキーワードは3つ
「運動」「食事」「禁煙」

この3つのキーワードを元に、生活習慣を改めることが、
将来生活習慣病になるリスクを減らすことが可能になります。

そして生活習慣病は大人だけの問題でもありません。
現代は、過食や運動不足などの原因により、小学生でも発症リスクが高い子ども達が多くいます。

こちらの記事を読んでくださってる方はもちろんのこと
子ども達の習慣を創造する親だからこそ
自分だけではなく子ども達の将来のリスクも減らしていきましょう!

 

さぁ!生活習慣病予防 始めましょう!

生活習慣病予防は、一時的な流行りでは効果がありません。
無理せず日常的な習慣として続けられることを目標として取り組んでいきましょう!

現代は、家事や仕事の自動化、交通手段の発達により身体活動量が低下しており、
肥満の原因にもなっています。

肥満やメタボリックシンドロームの予防改善法として
「運動」のキーワードを取り上げご紹介いたします。

適度な運動や身体活動は
虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症、結腸がんなどの罹患率や死亡率の低下、
またメンタルヘルスや生活の質の改善にも効果をもたらすことが認められています。

さらに高齢者においても寝たきりや死亡を減少させる効果があることが示されています。

ただこれまでに運動習慣がない人がいきなり始めると、
思ってもいないような事故や身体の故障が起こることがあります。

血圧や心臓に注意を必要とする人
膝や腰に痛みがある方は特に注意が必要で運動を始める前に医師に相談の上行ってください。

 

有酸素運動を日常的に継続しよう!

有酸素運動はエネルギー源として体脂肪が使われます。
血中の、LDLコレステロール・中性脂肪の減少が期待でき、冠動脈疾患や高血圧などに効果があり
もちろん生活習慣病の予防・改善にも効果的です。

また運動そのものの効果として、心肺機能の改善や骨粗鬆症の予防なども期待できます。

有酸素運動と言えば・・・
マラソン
ウォーキング
サイクリング
水泳
ジョギング
エアロビクス
なわとび

そして一般社団法人体力メンテナンス協会が推奨する「バランスボール」も有酸素運動です。

有酸素運動と言っても強度も大切です。
マラソンのようにハードな有酸素運動もあれば、
バランスボールのようにおしゃべりしながら続けやすい有酸素運動もあります。

低強度の有酸素運動は運動中の脂肪燃焼率が高く、
逆に高強度の有酸素運動は運動終了後 継続して脂肪燃焼率が高くなるというそれぞれの特徴があります。

それぞれに脂肪燃焼率のメリットはありますが、
減量を目的とした場合は、強度よりもエネルギーの消費量を心がけさえすれば
強度の高い有酸素運動ばかりしないと減量できない・・・ということではないのでご安心を。

生活習慣病予防を念頭に置いた時、大切なのは「習慣的に継続」すること。

1日10分を2回行う
1日おき2日おきから始める

いきなり意気込みすぎず、ライフスタイルに合わせた
ご自身が続けやすくカラダにも負担の大きすぎない有酸素運動から始めてみましょう!

 

バランスボールエクササイズの有酸素運動

 

バランスボールはリハビリで使われている運動器具です。
運動が苦手 膝や腰が不安
そんな方にも間接への負担少なくゴム製のボールにポンッ!と座るだけで
自然に体が弾み室内の畳一畳分のスペースで行える有酸素運動です。

外のお天気に左右されることもないので、どんな方にも継続しやすいエクササイズです。
ぜひ生活習慣病の予防改善として、バランスボールエクササイズにチャレンジしてみてくださいね。

レッスンではよりエクササイズ効果を上げ、
体に負担のかからない姿勢も丁寧にお伝えした上で弾んでいただけるようお伝えしています。

初めて弾んで見る方は、お近くのレッスンで一度 弾み方を確認してみてくださいね。

 

 

一般社団法人体力メンテナンス協会
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