COLUMN

2018.11.17

ツライ肩こり スッキリ解消マニュアル

肩周りのスッキリ軽い感覚 感じていますか?

では逆に
肩こりの症状は感じていませんか?

 

寒い季節になると
肩をすくむような姿勢で過ごしたり
着衣の重さも加わり肩こりをより感じやすくなります。

肩こりを常に感じている状態は
肩周りの重さや動きづらさなど
身体的な負担を感じるだけではなく
メンタルまで下向きになってしまいがちです。

そんな肩こり
ドラッグストアに並ぶ貼り薬や整体 病院に頼らなくとも
ご自身でいつでもどこでもセルフケアできるとしたら理想的ですよね。

今回はそんな肩こりをスッキリ解消!
セルフケアできる方法をご紹介致します。

 

肩こりを感じてる人はとても多い!

肩こりの他 腰痛など・・・
身体に起こる不調を感じている方は多いものですが
どんな症状を感じている人が多いのでしょうか?

厚生労働省の実施する平成28年生活基礎調査によると
性別別 上位5症状は以下のとおりです。

男性
1位 腰痛
2位 肩こり
3位 せきやたんが出る
4位 鼻が詰まる・鼻汁が出る
5位 手足の関節が痛む

女性
1位 肩こり
2位 腰痛
3位 手足の関節が痛む
4位 体がだるい
5位 頭痛

男性では腰痛が1位 次いで肩こり
女性では肩こりが1位 次いで腰痛という結果でした。

肩こりと腰痛は男性女性共に
感じる人の多い不調なんです。

 

肩こりの原因

ではこれだけ多くの人が感じている肩こりは
一体何が原因なんでしょうか?

1つ目の原因は「姿勢」

姿勢と肩こり 関係ないように思いますか?
実は深い関係があります。

骨盤の角度を中心に姿勢を観察してみましょう。
ぜひご自身の骨盤を確認しながら読み進めてみてください。

みなさんの骨盤
よく見てみると後ろに倒れた後傾の角度になっていませんか?

骨盤が後傾になった角度は筋肉に力が入らず
背中はまるーく 猫背の状態になっていると思います。

コレ!これが肩こりの原因1つ目です。

骨盤が後傾になった背中猫背の状態は、
背中の筋肉が使われていません。

筋肉が使われていないと血流が滞りやすくなり疲労物質が蓄積します。
その疲労物質 乳酸により筋肉のこわばりができる。
それが「肩こり」です。

姿勢は意識次第で変えることができます!
肩こりを作らない理想的な姿勢はこちらのコラムを参考になさってください。

 

2つ目の原因は「緊張感」

人は緊張感を感じていたり気を張っている状態になると
自然に肩をすくんだような姿勢になってしまいます。

重要なプレゼンがある時や緊張状態が続くお仕事に従事されている方など
日常的に緊張感や気を張った状態が続いていると

背中にある「僧帽筋」という筋肉の上部がこわばり
これが肩こりとなります。

 

辛い肩こりのスッキリ解消ポイントは?

さあ!ここからは具体的な解消方法です!
肩こりをセルフケアしていく際のポイントがあります。

それは・・・「肩甲骨」です。

肩甲骨は背中にあり、上下左右など可動域のとても大きい骨です。

この肩甲骨をしっかり動かすことで、
その上にある前述の「僧帽筋」の血流を促し
こわばりの原因となっていた「乳酸」を洗い流すように
セルフケアを行なっていきましょう!

 

いざ!スッキリ解消セルフケア

今回は基本の3動作をご紹介致します。
肩周りが動きづらいな。
重たく感じるな。

そんな時にちょっとやってみるだけで、スッキリ感を味わえるようになります。
ぜひ一緒にやってみましょう!

① 肘を後ろへ引く
この時 ポイントの肩甲骨をパタパタ羽ばたくように動かすのがポイントです。

② 肩に手を置き肘で円を描くように前回しでぐるぐる回す。(後ろ回しも同様に)
こちらも肩甲骨をしっかり大きく動かすように意識しながら回しましょう。

③ 野球のピッチャーのように腕を前回し・後ろ回し それぞれ遠心力を感じるくらい大きく回します。

 

いかがでしたかな?
肩周りがほぐれてぽかぽか暖かくなる感覚 味わえたでしょうか?

 

このように肩こりはご自身でセルフメンテナンスすることができます。
ぜひ日常生活の中で少しずつ取り入れ習慣化することで
体も心もスッキリした毎日を過ごしてくださいね!

 

 

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より詳しいセルフケアもお伝えしています。
ぜひクラスへ足を運び 体感してください。

全国のレッスン情報はこちらをご確認ください!

http://www.pca-tairyoku.or.jp/lesson/lesson_cat/total/